配列とは
配列は、同じデータ型の複数の要素を格納するためのコレクションです。例えば、整数の配列、文字列の配列、オブジェクトの配列などがあります。配列の各要素にはインデックスを使ってアクセスできます。
配列の宣言と初期化
配列の宣言は以下の通りに行います
int[] numbers = new int[5]
numbersという整数型の入れ物5個の配列が宣言できました。
配列の値の設定
宣言した配列に値を設定する場合には以下の様に行います。
尚、インデックスは0から始まります
//配列の宣言
int [] numbers = new int[5];
// 値の代入
numbers[0] = 10;
numbers[1] = 20;
numbers[2] = 30;
numbers[3] = 40;
numbers[4] = 50;
// 値の取得
int firstNumber = numbers[0]; // 10
int secondNumber = numbers[1]; // 20
配列の長さ
配列の長さはLength
プロパティを使って取得できます。
int length = numbers.Length; // 5
配列の長さ以上のインデックスを指定した場合
配列の長さを超えたインデックスを指定した場合、実行時に例外(IndexOutOfRangeException)がおき、異常終了します。
int[] numbers = new int[5];
int temp = numbers[6]//コンパイルエラーとはならず、実行時例外が発生する。
配列を操作する
配列を操作するには変数[操作したいインデックス]と言う感じで操作します。
また、配列の値を順番に操作したい場合、ループ(後述します)を用います。
// forループを使った例
for (int i = 0; i < numbers.Length; i++)
{
Console.WriteLine(numbers[i]);
}
// foreachループを使った例
foreach (int number in numbers)
{
Console.WriteLine(number);
}
まとめ
今回は配列について学びました。
配列とは同じデータ型を同じ変数名にして効率よく扱うものです。
勘違いが多いのがインデックスが0から始まることです。
int[] a = new int[5];
のように宣言した場合はデータを扱うインデックスは0~4の整数値です。5個宣言したのだから1~5まで使えるという事ではないです。注意してください。
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